トリミング・エステ
2025年1月 冬のお手入れ
FREEWAN大阪市北区店 トリマー 元山怜奈
みなさんは季節によってわんちゃんのカットスタイルを変えますか?
毎年この季節になるとトリミングでいつも短くしている被毛を長めに残してほしい、という注文が増えてきます。
冬の時期限定のもふもふ感を楽しむのもいいですよね!
ですが、被毛を長く残すともつれや毛玉ができやすくなる可能性も高まります。
毛玉を放置しているとフェルト状になってしまい、ブラッシングが困難になる、わんちゃんに負担がかかるため、最悪の場合ハサミやバリカンで短くしないといけなくなる場合もあります…。
そうなると、せっかく伸ばした被毛がガタガタになってしまいます(´;ω;`)
そうならないためにどう対策をすればいいか、もつれの原因やお手入れ方法についてお話させていただきます!
まず、もつれやすい部分として、
・耳後ろ
・脇
・内股
などがあります。毛が擦れやすい部分は特に毛玉ができやすいです。
この季節は暖房器具を使う機会が増え、特に乾燥しやすい状態になります。
そうすると静電気が起きやすくなるため、毛が絡まりやすくなります。
また、寒さ対策として洋服を着せる方も多いかと思いますが、ずっと着せたままにしておくと被毛と擦れてもつれができやすくなってしまうため要注意です!
洋服を着せる場合は体の長さを短めにする、必要な時だけ洋服を着せてあげる、こまめにブラッシングするなどの対策をしてあげましょう。
洋服を脱いだ時に静電気が発生してしまうこともあるので静電気防止効果のあるブラッシングスプレーを使用するのも効果的です。
また、上記のもつれやすい部分だけ短めにカットするのも毛玉のリスクを減らすことができるので、トリマーに相談してみてくださいね。
毛が短い犬種でも、換毛期は特に毛が絡まりもつれてしまう場合もあるので、定期的にお手入れはしてあげるようにしましょう。
定期的なブラッシングはもつれをできにくくするだけでなく、血行促進作用やわんちゃんとのスキンシップにもなるので是非試してみてください!
FREEWAN大阪市北区店 トリマー 元山怜奈