2026.03.31
トリミングから考える、犬のノミ・ダニ予防の大切さ
少しずつ寒さが和らぎ、春の気配を感じる3月になりました。
お散歩の時間が楽しくなる季節ですが、その一方でノミ・ダニの活動も徐々に活発になり始める時期でもあります。

「まだ大丈夫かな?」と思いやすいこの時期だからこそ、早めのチェックと予防がとても大切です。
今回は、ノミ・ダニ対策のポイントについてご紹介します!
トリミングから考える、犬のノミ・ダニ予防の大切さ

ノミやダニは、季節を問わず犬の皮膚トラブルの原因となる存在です。
特に暖かい時期は活動が活発になり、「気づいたときにはすでに増えていた」というケースも少なくありません。
トリミングサロンでは、日々多くのわんちゃんの皮膚や被毛に触れるからこそ、ノミ・ダニの兆候をいち早く発見できる場面があります。
シャンプーやブラッシングの最中、被毛の奥に見られる黒い粒(ノミの糞)、皮膚の赤み、湿疹、部分的な脱毛などは、ノミ・ダニが関係している可能性のあるサインです。
特に、首まわり、耳の後ろ、脇の下、内もも、しっぽの付け根は寄生しやすく、注意深いチェックが欠かせません。
ノミやダニは、強いかゆみを引き起こすだけでなく、アレルギー性皮膚炎や細菌感染の原因になることがあります。
症状が進行すると、治療に時間がかかる場合もあり、わんちゃん自身の負担も大きくなってしまいます。そのため、「少し掻く回数が増えた」「皮膚の色がいつもと違う」といった小さな変化に気づくことが大切です。
◎トリミングサロンからお客様へお願いしたい予防策◎
ノミ・ダニ対策は、トリミングだけで完全に防げるものではありません。ご家庭での継続的な予防がとても重要です。
まず、動物病院で処方されるノミ・ダニ予防薬を、定期的に使用することをおすすめします。月に一度の投与が基本となるものが多く、季節に関わらず通年での予防が推奨されるケースもあります。市販の予防用品では十分な効果が得られない場合もあるため、獣医師の指示に従ってください。
次に、日々のスキンシップを兼ねた健康チェックです。ブラッシングや触れ合いの時間に、皮膚の赤みやフケ、かゆがる様子がないかを確認することで、早期発見につながります。
また、お散歩後のチェックも効果的です。草むらや公園を利用したあとは、足先やお腹まわり、被毛の表面を軽く確認する習慣をつけることで、ダニの付着に気づきやすくなります。
◎トリミング時のご協力のお願い◎
万が一、ノミ・ダニの寄生が確認された場合、サロン内の衛生管理や他のお客様への影響を考慮し、施術内容の変更や日程の調整、動物病院での受診をお願いすることがあります。
これは、すべてのわんちゃんが安心してトリミングを受けられる環境を守るための対応です。
トリミングは、見た目を整えるだけでなく、皮膚や被毛の状態を見直す大切な機会でもあります。サロンとご家庭が協力し合うことで、ノミ・ダニからわんちゃんを守ることができます。
日々の予防が、健康な皮膚と快適な生活につながります。
これからも安心してトリミングをご利用いただくために、ノミ・ダニ予防へのご理解とご協力をお願いいたします。

FREEWAN八尾本店 トリマー荒竹多恵